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意外と知らない「手のほくろ」の実態とは?

はじめに

ほくろは顔や首だけでなく、全身のどこにでもできます。中でも、日常生活でよく使う手には、意外とほくろができやすい場所の1つです。今回は、意外と知らない「手にできるほくろ」の種類や特徴についてご紹介します。

手にできるほくろの特徴と種類

体にできるほくろの数は、紫外線を浴びた量と関係があるといわれています。全てのほくろが紫外線の影響でできるわけではありませんが、日常生活で外気に触れやすい手はほくろができやすい場所の1つだといえるでしょう。毎日なにげなく目にしている自分の手を、改めてじっくり観察してみませんか?意外なところにほくろがあるかもしれません。

手にできるほくろは、平らなものから隆起したものまで形はさまざまです。ほくろの色は黒や茶褐色から肌色、黄色などの種類があります。また、ほくろができる場所は手のひらや甲、指だけでなく指の間や爪など手全体におよびます。手の内側と外側、どちらにあるほくろかというのも重要なポイントです。普段何気なく目にしている自分の手も、1度じっくり観察してみると意外なほくろの発見があるかもしれません。

手にできるほくろの中でも特に気を付けてみてほしいのが、「爪のほくろ」です。肌表面にできる一般的なほくろと違い、爪にできるほくろは黒い線状をしています。爪にできるほくろには2種類あり、爪甲色素線条(そうこうしきそせんじょう)という良性のものと、メラノーマという悪性のものに識別されているのです。爪にできるほくろも肌にできるほくろと同様、一度できると消えることはないと考えられています。

手にできるほくろの意外な危険性とは

手にできるほくろには、意外な危険性が潜んでいることをご存知ですか?実は、悪性腫瘍の1つである「メラノーマ」は、手のひらや爪の下部、手の付け根などに発生しやすいことがわかっています。特に爪にできるほくろはメラノーマとの判別が難しいとされ、長い期間をかけて悪性化していくので注意が必要です。

あるデータでは、メラノーマは顔よりも手足に発生しやすく、日本人の50%程度は手足に発生するタイプだという結果も出ています。これは「末端黒子型」と呼ばれるタイプです。もちろん、手にできるほくろのすべてが危険なわけではありません。しかし、大きなほくろや表面にツヤがあるほくろ、爪のほくろなどを見つけたときは注意して観察を続けることをおすすめします。

特に爪のほくろを発見した時は、気になる場合は皮膚科を受診すると良いでしょう。医師の目でしっかり判断してもらうことで、メラノーマの早期発見につながります。セルフチェックの方法なども教えてもらえるので、日常的に手のほくろの経過観察をするのに役立つでしょう。

手に新しいほくろができたら注意したいこと

メラノーマができやすい場所である手には、新しいほくろができることも少なくありません。ほくろは紫外線を浴びた量と関係が深いとされていますが、紫外線と関係なくできるほくろも多いため、日焼け対策を行っている人でも手のほくろには注意する必要があるのです。

手の日焼けに気を付けているという人は多いかと思います。特に女性では、日焼け対策用の手袋を欠かさない、という人もいるのではないでしょうか。手は年齢が出やすい場所でもあるため、できるだけ早いうちから日焼け対策をしておくと、美容にも効果的です。しかし、そんな風に日焼けに気を付けている人でも、手にほくろができるのは珍しいことではありません。

手のほくろを見つけたときは、「どこにできたか」「大きさはどれくらいか」「輪郭や色はどうか」といった点に注意して観察してみましょう。手のひらと爪にできたほくろを見つけたときは要注意です。最初は小さくても、時間を経て大きくなってくる可能性があるので、定期的に大きさの変化を調べてみるようにしましょう。

「普通のほくろよりも大きい」「表面にツヤがある」「輪郭がはっきりしない」などの特徴があるほくろだった場合は、一度皮膚科を受診してみることをおすすめします。ほくろによく似たメラノーマの可能性があるからです。

ほくろとメラノーマの判別は難しく、中には「何年も前からあるから大丈夫だと思った」と受診が遅れるケースもあるようです。手のほくろで気になることがあるときは、すぐに専門医に相談してみると良いでしょう。

手のひらにほくろ!こんな危険性があるかも

手の甲や指など、手の外側にほくろがあるという人は意外と多いのではないでしょうか。では、手のひらはどうでしょう?実は、手のひらにほくろがある場合は意外な危険性があるため注意が必要です。

手のひらにできたほくろは、体の他の部分にできたほくろよりも皮膚がんになる可能性が高いといわれています。記述の通り、手のひらには悪性腫瘍の1つであるメラノーマができることが多いからです。手のひらは刺激を受けやすい部分なので、ほくろがガン化する可能性が高い部位だといえるでしょう。

もし手のひらにほくろがあった場合は、以下のポイントをチェックしてみてください。 

・ほくろ全体に色ムラがあるかどうか
・隆起・陥没しているかどうか
・色素が周囲に滲み出しているかどうか
・急に大きくなったりしていないかどうか 

手のひらは毎日いろいろな場面で使う場所なので、ほくろだけでなくシミや血豆などができることも珍しくありません。乾燥による湿疹などができる場合もあるので、有害なほくろとそうでないものの判別は難しいといえます。

手のひらにほくろがあり心配という方は、まずは上記のポイントをセルフチェックしてみましょう。加えて、大きさを調べてみることもおすすめします。簡単な大きさチェックの方法としては、鉛筆を使うと便利です。鉛筆の削っていない方のはしを、手のひらのほくろにあててみてください。ほくろが鉛筆で隠れない場合は、ほくろの直径が7mmを超えると考えられます。

一般的に、6mm以下のほくろはそこまで深刻なものではない場合が多いとされています。しかし、7mmを超えるもの、10mm以上ある大きなほくろなどは注意が必要です。できるだけ早めに皮膚科で相談してみることをおすすめします。皮膚科では簡単なチェックでほくろの危険性を判断してくれるので、ぜひ1度相談してみてください。

ほくろケアでいつまでもきれいな手をキープ!

ほくろは紫外線を深い関係があるため、紫外線対策を心がけることがほくろ予防にもつながります。ほくろはガン化する可能性がゼロではないため、ほくろ予防をすることが皮膚がん予防にもなるのです。

手の紫外線予防では、日焼け止めを塗る以外にも手袋などで物理的に紫外線をカットすることが大切です。また、1日の終わりには日焼け止めや汚れをしっかりと落とし、保湿も意識して行いましょう。浴びてしまった紫外線のダメージを軽減するために、ビタミンC誘導体の配合された美容液などを塗るのも良さそうです。

手は常に何かしら動かしていることが多い部位なので、顔よりも美容ケアが手抜きになりやすいといえるでしょう。しかし、ほくろや皮膚がんを予防するためにも、顔と同じくらい気を付けてケアすることが大切なのです。

手のケアをする際は、手の甲や指だけでなく、指と指の間や手のひらなどもしっかり観察してみましょう。もし気になるほくろやシミのようなものがあった場合は、1度医師に相談してみることをおすすめします。特に30代以上の人は、皮膚がんの可能性が高まる年齢なので、安心のためにも定期的なチェックを欠かさないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?「普通のほくろよりも大きい」「表面にツヤがある」「輪郭がはっきりしない」などの特徴があるほくろだった場合は、一度皮膚科を受診してみることをおすすめします。ほくろによく似たメラノーマの可能性があるからです。ほくろとメラノーマの判別は難しく、中には「何年も前からあるから大丈夫だと思った」というケースもあるようです。手のほくろで気になることがあったときは、気になったときすぐに専門医に相談してみると良いでしょう。

 

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