はじめに

ほくろはチャームポイントになることがありますが、コンプレックスになるケースも少なくありません。ほくろが気になる人の中には、本格的なほくろ除去を考えている人もいるでしょう。そこで気になるのは、ほくろ除去にかかる費用ではないでしょうか？ほくろ除去費用はどれくらいが相場なのか、調べてみました。

ほくろ除去ってどうやるの？ほくろ除去の主な方法

ほくろ除去には、いくつかの方法があります。まず最もメジャーで有効性が高いと考えられるのは、皮膚科医院や美容クリニックでほくろ除去をしてもらう方法です。レーザーを用いたほくろ除去手術が主流ですが、具体的な施術内容は病院によって異なります。万が一肌トラブルが起きたときも、すぐに対応してもらえる点がメリットです。 

病院に行くのが苦手、自分でケアしたいという人には、ほくろ除去クリームを使って自宅でほくろを除去するという方法もあります。除去費用を抑えられ、自分の好きなペースでケアできるのがメリットです。また、ほくろ除去には「お灸」も有効だといわれています。もぐさにいくつかの薬草を混ぜてほくろにお灸をすると、数週間でほくろが取れるという方法です。

お灸は天然由来の素材を使うので人気がありますが、火を使うのでやけどの危険性がある、毎日お灸をするには手間がかかる、といったデメリットもあります。簡単で手軽にできるほくろ除去方法をお探しの方には、ほくろ除去クリームがおすすめです。肌に優しい天然由来の成分が配合されています。

ほくろ除去にかかる費用の相場はいくら？

皮膚科や美容クリニックなどでほくろ除去をした場合、ほくろの大きさや数によって費用は変動します。1mm程度のほくろであれば約5,000円が相場です。除去するほくろが大きくなると数万円の費用がかかります。レーザーか電気メスかといった施術内容の違いによっても相場は変動し、場合によっては十数万円の費用がかかることを理解しておく必要があるのです。 

ほくろ除去クリームを使う場合の費用は、クリームとアフターケア用品の購入費がかかります。ほくろ除去クリームは量にもよりますが、市場相場では約4,000円～2万円ほどで購入可能です。クリーム本体の他に、ほくろに塗るときに使う綿棒やはみだした部分をふき取るためのコットン、ほくろ除去後の肌を紫外線から守るためのバンドエイドなど、アフターケアに使う品も必要になります。 

ただ、こうしたアフターケア用品は普段使っているものがあればそのまま代用できるので、費用としてはさほど大きくありません。ほくろ除去クリームを使うと、病院やクリニックに行くのと比べてかなり費用を抑えられる点が魅力です。 

ほくろ除去を考えているけれど費用はできるだけ抑えたい、そんな人はぜひほくろ除去クリームを試してみてはいかがでしょうか。ただし、インターネット通販ではほくろ除去クリームの類似品も多く販売されています。これらの商品は本来のほくろ除去クリームと成分が異なり、肌トラブルの原因になることもあるので注意が必要です。

ほくろ除去に失敗するとどうなる？

思い切ってほくろ除去をしようとしたものの、思わぬトラブルで失敗してしまうことがあるかもしれません。もしほくろ除去に失敗するとほくろはどうなるのか、肌への影響はどうなるのか、とても気になるところですよね。ここでは、ほくろ除去に失敗したとき、どんなケースが考えられるかご紹介します。 

①ほくろの再発

ほくろ除去に失敗したとき、最初に考えられるのはほくろが再発してしまうケースです。せっかく取ったほくろが、同じような場所にまた新しくできてしまうことがあります。これは、ほくろの「根」が残っているためだと考えられるのです。 

ほくろは皮膚の深いところで、メラノサイトという細胞が過剰に活性化することで発生します。ほくろを除去する場合は、ほくろのもととなっているメラノサイトをしっかり除去する必要があります。しかし、施術内容や自己流でほくろ除去した時の処置の仕方により、ほくろの「根」が残り、またほくろができてしまうことがあるのです。 

②皮膚トラブル

ほくろ除去をするとき、自己流のやり方で衛生面のケアが不十分だと肌荒れなどの皮膚トラブルが起こる可能性もあります。例えば、お灸によるほくろ除去では、扱い方によってはやけどをしてしまう可能性もあるでしょう。また、お灸が肌に合わず肌荒れすることがあるかもしれません。 

皮膚科医院や美容クリニックなどでほくろ除去をしてもらう場合も、皮膚トラブルが起こる可能性はゼロではありません。施術時の痛みやはれ、赤みといった皮膚トラブルは比較的起こりやすいと考えられます。また、施術後のアフターケアは自分でしっかり行う必要がありますが、面倒だからと途中でやめてしまったり、適切なやり方でなかったりすると皮膚トラブルの原因になることがあるでしょう。　 

③傷跡が残る場合がある

ほくろ除去をすると、傷跡が残る場合があります。皮膚科医院や美容クリニックなどでほくろ除去した場合でも、除去後の肌に保護テープを貼って直接日光や外気に触れないようにするのが一般的です。ほくろ除去後のアフターケアをしっかり行うことで、傷跡が残りにくくすることができます。また、どんな方法でほくろ除去するかによっても、傷跡が残りやすいかどうかは変わってくるでしょう。

ほくろ除去はやって後悔しない？実際にほくろ除去した人の意見は？

多くの場合、ほくろはそのままにしておいても何の問題もないといわれています。悪性の腫瘍はごく一部だけで、たいていのほくろは健康に支障をきたしません。しかし、それでも見た目の問題からほくろを除去したいと考える人は増えています。 

ほくろ除去後には、傷跡が残る可能性やほくろ再発の可能性もあります。また、顔など人目につきやすい場所にあるほくろは、除去するとすぐにわかるので「ほくろ取ったの？」と言われることがあるかもしれません。それでも実際にほくろ除去した人の感想はどんなものか、調べてみました。 

・気になるほくろをほくろ除去クリームで除去しました。気になっていた黒子がなくなり、快適に過ごしています。

・幼いころからあった大きなほくろをレーザーで除去。コンプレックスとさよならできました！

・切除縫合で傷跡ができましたが、徐々に薄くなっていったし再発の可能性が少ないので満足です。

・傷跡が残ってしまったのが少し残念ですが、お化粧で隠せるので問題なしです。 ほくろ除去にはさまざまな方法がありますが、予算や好みに応じて好きな方法を選んでみてはいかがでしょうか？ほくろ除去方法は異なっても、気になっていたほくろがなくなり、満足している人がほとんどのようです。

ほくろ除去の方法で迷ったときは

「気になるほくろを除去したい。でも、どの方法を選べばいいか迷ってしまう」。そんな人は、それぞれの方法の特徴や相場を参考にして、自分にあったほくろ除去方法を選んでみてください。敏感肌の人や肌荒れしやすい人は、専門医のアドバイスを受けるのもいいですね。費用が安いからといって、自分の体質に合わない方法を選んでしまうと、肌トラブルの原因になる可能性があります。 

もしほくろ除去後に思わぬ肌トラブルや、肌がいつもと違うなと感じたときは、迷わず皮膚科を受診しましょう。適切なケアを行うことが、ほくろの少ない理想の肌への近道になります。今回ご紹介した情報を参考にして、自分に合ったほくろ除去方法を見つけてみてくださいね。