0
¥0

現在カート内に商品はございません。

これはほくろ?それとも「いぼ」?2つの違いと見分けのポイント

はじめに

加齢と共に増えてくる「ほくろ」と「いぼ」、それぞれの違いをご存じですか?今回は、意外と知らないほくろといぼの違いと特徴と見分け方をご紹介します。

ほくろといぼ、それぞれの特徴と見分け方

ほくろはメラニン色素をつくる細胞が変化してできる、良性の「できもの」です。医学用語では「母斑細胞母斑(ぼはんさいぼうぼはん)」と呼ばれます。ほくろには先天的なものと後天的なものがあり、年齢を重ねるにつれて増えてくるのが特徴です。 

一方、いぼは皮膚の一部が盛り上がってできた小さなできものを指します。いぼは特定のものを指すというより、さまざまな皮膚病の総称として使われているのが特徴です。「いぼができた」といって皮膚科に行くと、実はウイルスによって引き起こされる病変だったということがよくあります。 

いぼの中で最も一般的なのが、ヒトパピローマウイルスによって引き起こされるものです。ヒトパピローマウイルスは健康な肌には感染しませんが、小さな傷があるとそこから感染し増殖することで、小さないぼがたくさんできてしまいます。色は白色や肌色、褐色などが多く、子供の肌にできるものが多いようです。一方、ほくろはメラニン色素が関係しているため、黒や茶褐色に近い色のものが多くなっています。 

ほくろにもいぼにも、それぞれ多くの種類があります。同じほくろでも色や形の違うものがあり、いぼとひと口にいっても原因となるウイルスによって特徴は異なるのです。一見して、一般人にはほくろといぼの見分けは難しいといえるでしょう。

ほくろとイボの違い

いぼができたとき、気をつけたいこと

肌にいぼができると、どうしても気になって触ってしまいますよね。いぼができても自覚症状がないケースがほとんどですが、顔や首、腕や足などの目につきやすい場所にできると気になる人も多いでしょう。「ミルメシア」という足裏にできるいぼや、17歳の子供にできることが多い「伝染性軟属腫(水いぼ)」はかゆみを伴うことがあるため、できるとすぐにわかるかもしれません。 

いぼができるとつい気になって触ってしまう人は少なくありません。特に子供の場合は、気になったりかゆかったりして、かき壊してしまうこともあります。いぼの種類によっては、かき壊すと周囲の皮膚に飛び火してしまう恐れもあるため、注意が必要です。 

摩擦などの刺激がいぼの原因になることもあります。気になって触り続けた結果、他の部分にもいぼができてしまう恐れもあるので、できるだけいぼには触らないようにしましょう。

ほくろといぼのケア方法

ほくろといぼに共通していえるのは、紫外線や摩擦などの刺激が、新しいほくろやいぼの原因になる可能性があるということです。つまり、紫外線対策をすることで、ほくろやいぼが増えるのを予防できるといえます。 

できてしまったほくろやいぼを完全に消すのは大変難しいのですが、それ以上悪化しないように、また新しいものができないようにという意味では、紫外線対策が有効なケア方法だといえるでしょう。 

また、お肌のターンオーバーを促すことも大切です。生活習慣の乱れや紫外線によるダメージ、加齢による新陳代謝の低下などが原因となって、お肌のターンオーバーが滞りがちになることがあります。ターンオーバーが滞ると、不要なメラニン色素や角質が肌の内側にどんどん溜まってしまい、シミやいぼ、ほくろの原因になるのです。 

これを解消するためにも、日常生活における紫外線対策や規則正しい生活を心がけるようにしましょう。ビタミンやミネラルを多く含む食品を食べることも有効です。また、肌を清潔に保ち、適度な保湿や十分な睡眠に気を配ることも心がけましょう。それでもできてしまったほくろやいぼがどうしても気になる方は、美容クリニックや医療機関で除去してもらうか、ほくろ除去クリームを試してみてはいかがでしょうか。

ほくろといぼはどうやって除去できる?

ほくろといぼは、どうやって除去したらいいのでしょうか?どちらも、皮膚科医院や美容クリニック・サロンなどで除去手術を受けることができます。ほくろ除去は、レーザー治療、メスを使った切除方、くりぬき法といった方法が一般的です。 

レーザー治療によるほくろ除去は、ほくろをピンポイントで除去することができるため皮膚へのダメージを抑えられるといえます。メスを使った切除方法の場合、長い傷跡が残るのが難点です。またくりぬき法でも、肌の表面をくりぬく形でほくろを除去するため、皮膚表面の回復に時間がかかります。 

いぼを除去する場合は、液体窒素で凍らせる、電気メスで焼き取る、ヨクイニンを内服するなどの方法があります。いぼは現在のところ特効薬や特効的治療法がないため、11人に適した治療法を試していかなくてはいけないのです。また、1度の治療でいぼが完治することはなく、時間をかけて何度も通院して治していきます。 

ほくろもいぼも、電気メスやレーザーで除去することができます。一度に両方除去したい場合は、皮膚科や美容クリニックで相談してみることをおすすめします。

ほくろとイボの除去方法

ほくろといぼは自分で除去できる?

気になるほくろといぼ、どちらも自分で除去できたらいいですよね。ほくろ除去については、ほくろ除去クリームやお灸を使って除去することができます。ただし、適切な使用方法や衛生面に気をつけることが大切です。 またメーカーにもよると思いますがほくろ除去クリームはいぼも除去することが可能です。ほくろもいぼも数日で取れてしまいます。メーカーに確認してみるとよいでしょう。

いぼを自分で除去する場合、いぼ取り用の市販薬を使うことができます。いぼ除去の際に使われる薬としては、ヨクイニンが一般的です。ヨクイニンはハトムギの種から抽出された漢方薬で、副作用が少ないことから人気があります。医療用では錠剤と粉の2種類がよく使われていて、市販薬でもヨクイニンを成分とする薬が販売されています。 

また、皮膚を柔らかくしてイボ除去に効果があるとされる「サリチル酸」を用いた市販薬も、自宅でのいぼケアにおすすめです。「サリチル酸」を含む薬は外用薬で、塗り薬や貼り薬が多くなっています。こちらも1度でいぼが完全に取れるわけではなく、毎日いぼに塗り続けることで徐々に効果が期待できる薬です。 

このように、市販薬や市販のケア用品を使えば、ほくろもいぼも自分で除去することは可能だといえます。ただし、用法・用量をきちんと守ることが重要です。また、ほくろやいぼの除去を始める前には手指を清潔にする、除去後のアフターケアもしっかり行う、といったことにも気をつけましょう。

ほくろといぼ、除去しないとどうなる?

ほくろもいぼも、肌の上では目立つ存在なので除去したいと思う人が増えているようです。しかし、人によっては「除去手術をするのが怖い」「痛いのが嫌だから除去手術を受けたくない」といったケースもあるでしょう。ほくろやいぼを除去せず、そのままにしておくとどうなるのでしょうか? 

ほくろを放置した場合、大きくなったり増えたりすることはありますが、基本的に放置しても問題ないといわれています。ほとんどのほくろは良性の「できもの」なので、そのままにしておいても特に害はないのです。ただ、悪性のものだった場合には、皮膚がんや深刻な病気が隠れているケースがあるため、注意しなくてはいけません。ほくろが良性かどうかは、皮膚科で調べてもらうことができます。 

いぼを放置した場合は、ほくろと同様に大きくなる、増えるといった可能性があります。また、体の他の部分にうつってしまうケースや、家族に感染させてしまう恐れもあるのです。いぼは治りにくい上に再発することも多いので、見つけたらすぐに治療を開始することをおすすめします。

 

関連商品

ページトップへ